エルサルバドル エル・トランジット農園

豊かな土壌が育む、カカオのような芳醇なフレーバーとクリーミーな口当たり

エル・トランジット農園は、1953年創業と歴史ある農園です。
エルサルバドル西部サンタアナ火山の傾斜地に位置し、火山性の肥沃な土壌を活かしてコーヒー栽培に励んでいます。 サンタアナ火山の降灰により培われた豊富なミネラル分を含んだ土壌が、このカティモール品種のカカオのような芳醇なフレーバーと柔らかい口当たり、ボディ感の形成に寄与しています。

カティモール品種のもつ、上品なビターさとフルーティな余韻

ブルボン種の自然変異により生まれた矮性品種のカツーラと、アラビカ x カネフォラ（ロブスタ）の自然交配種であるハイブリッドティモールとの掛け合わせで「カティモール」。 密植可能で耐病性も高く、栽培品種としてアジア圏、中米に広く伝播しています。 （ハイブリッドティモール由来で）カネフォラ種を遺伝的バックグラウンドに持つので、カップ品質は高くない評価をされがちではあります。
しかしながら、適切な栽培管理・精選処理を施されたカティモールは、持ち前のカカオのようなボディ感に、クリーンなフルーツの酸味が光る、バランスのよい味わいを呈します。
このエル・トランジット農園のカティモールも、カカオやアーモンドのような香ばしさの中に、オレンジのような柑橘のニュアンスを感じていただけます。

大切な人と飲みたい、気持ちを穏やかにするコーヒー

カカオのような芳醇な香りと苦み、また深煎りながらもオレンジのような果実の余韻を楽しめるエル・トランジット農園のコーヒー。
この上品で贅沢な味わいは、大切な人とテーブルを囲むとき、心を穏やかに一日の疲れを癒したいとき、そんなひとときに寄り添う一杯です。