






エクアドル エル・アリサル農園 シドラ ファーメンテッド ウォッシュド
50gは缶にて、100g以上は袋にてお届けいたします。
【プレミアム定期便について】
本商品は、2026年7月のプレミアム定期便でもお届けいたします。→ 申し込む
※定期便は6月30日までのお届け分となります。
※定期便は袋に入れてお届けいたします。
Taste of Loja
エクアドルが世界へ届ける、新たなトップオリジン
産地の評価は、時代とともに移り変わります。
近年、急速に存在感を高めているのがエクアドル。そして、その中心にあるのが、競技会でも採用が続く品種「シドラ(Sidra)」です。華やかな香りと透明感のある酸、緻密な甘さを兼ね備えたこの品種は、近年ではゲイシャに続く存在として多くのロースターやバリスタから注目を集めています。
エル・アリサル農園 が位置するロハ(Loja)は、エクアドルの中でも特にクリーンで立体的な味わいを生み出す産地です。昼夜の大きな寒暖差と乾燥した高地環境が果実の成熟をゆっくりと促し、シドラが持つ繊細な個性を余すことなく引き出します。
ハーバルなアロマから、レモンやホワイトグレープを思わせるみずみずしい果実味へ。ハチミツのような質感を伴った甘さがゆっくりと広がり、長く澄んだ余韻へと続いていきます。エクアドルが世界へ発信する新たなスペシャルティコーヒーの魅力を、このロットから感じていただけたらうれしいです。
感じられるフレーバー
Origin of Loja
エクアドル南部、ロハから届いた新しい可能性
近年、エクアドルはスペシャルティコーヒーの新たな産地として世界的な評価を高めています。生産量こそ多くありませんが、高標高で育まれる希少品種や精密な精製技術によって、国際競技会でも存在感を示すロットが数多く生まれています。その中でもロハは、透明感のある酸と高いクリーンカップで知られる地域です。
このコーヒーを手がけたのは、レオニダス・ハラミージョ氏。標高2,000mという冷涼な環境で栽培されたシドラは、昼夜の大きな寒暖差の中でゆっくりと成熟し、密度の高い種子を育みます。その結果、ハーバルなニュアンスにレモンやホワイトグレープを思わせるみずみずしい酸、そしてハチミツのような甘さが美しく調和した味わいへとつながっています。
さらに、このロットでは発酵工程を緻密にコントロールしたファーメンテッド ウォッシュドを採用。品種の個性を覆い隠すことなく、ロハのテロワールが持つ透明感とシドラならではの複雑な香りを丁寧に引き出したロットです。
Land and People
赤道高地が育む、ロハならではのクリーンな個性
エル・アリサル農園が位置するロハは、エクアドルの中でも特にクリーンでフルーティーな風味を生み出す産地として知られています。同じ国内でもフローラルな特徴を持つピチンチャとは異なり、ロハでは輪郭のある酸と密度の高い甘さが印象的です。その違いは、土壌や気候といったテロワールの個性に由来しています。
この地域の土壌は火山灰由来ではなく、古い堆積岩や変成岩を母岩としています。さらに乾燥した気候によってカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが流亡しにくく、コーヒーの樹は豊富な養分を効率よく吸収できます。こうした環境は、引き締まった酸の質感と、透明感のあるカップづくりを支えています。
昼間は赤道直下の強い日差しによって光合成が活発に進み、夜になると急激な放射冷却によって気温が大きく下がります。この極端な寒暖差は果実の成熟をゆっくりと進め、糖をじっくり蓄積させます。ロハならではの澄んだ味わいと、とろみを感じる甘さは、この自然環境がもたらす大きな魅力のひとつです。
Native Varietals
エクアドルが世界へ送り出した、シドラという可能性
シドラ(Sidra)は、エクアドルの研究機関で「高品質と生産性の両立」を目指して選抜された品種です。レッド ブルボン(Red Bourbon)とティピカ(Typica)の交配、あるいはエチオピア在来系統に近い遺伝背景を持つとされ、その複雑なルーツも世界中の生産者や研究者の関心を集めています。
病害への強さを重視した当初の目的とは異なる評価を受けた一方で、高標高環境では驚くほど豊かな香りと甘さを生み出すことがわかり、現在ではエクアドルを代表するスペシャルティコーヒー品種として高く評価されています。豊富な糖組成は甘さや質感を支えるだけでなく、発酵工程との相性にも優れ、複雑で立体的な風味を生み出します。
近年ではワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)の決勝でも数多く採用され、競技会品質を象徴する品種のひとつとなりました。シドラは単なる希少品種ではなく、エクアドルという産地そのものの価値を世界へ伝える存在として、新たなスタンダードを築き続けています。
Fermented Washed Craft
発酵を設計し、透明感を磨き上げる
このロットでは、完熟したチェリーだけを選び、糖度22ブリックス前後を基準に収穫しています。収穫後はアフリカンベッドで約12時間の好気性発酵を行い、果実由来の成分を穏やかに引き出した後、果肉を除去して密閉タンクへ移し、約96時間の嫌気性発酵を行います。
長時間の発酵と聞くと発酵由来の風味を強く想像するかもしれませんが、このプロセスでは品種本来の個性を引き立てることを目的としています。発酵によって質感や甘さに奥行きを持たせながらも、シドラが持つ繊細な酸やハーバルな香りを損なわないよう細やかに管理されています。
発酵後は丁寧に水洗し、短時間の陰干しで水分を安定させた後、ビニールハウス内のアフリカンベッドで12〜15日かけてゆっくり乾燥させます。この時間をかけた乾燥工程が、透明感のあるクリーンなカップと、ハチミツを思わせるなめらかな甘さにつながっています。
Selected Lot Journey
数ある個性の中で、最も心を動かされたロット
私たちがロットを選ぶときに大切にしているのは、印象的なフレーバーだけではありません。香り、酸、甘さ、質感、そして余韻までがひとつの流れとして調和しているか。その完成度を何度もカッピングで確認しながら選定しています。
このロットとの出会いは、エクアドルで新たにインポート事業を始めた知人がきっかけでした。数あるサンプルの中にはゲイシャやティピカ・メホラードなど魅力的な品種も並んでいましたが、私たちが最も心を惹かれたのは、このシドラでした。
カッピングでは、透明感のある酸が際立ち、クリーンな印象が最後まで崩れませんでした。アップルやペアーを思わせるみずみずしい果実感が美しく広がり、そのバランスの良さから自然と高い評価をつけたことを覚えています。今回の焙煎では、その印象を大切にしながら、ハーバルな香りやレモン、ホワイトグレープを思わせる爽やかな風味がより自然に感じられるよう仕上げています。
品質だけでなく、このクラスとしては非常に優れたコストパフォーマンスも大きな魅力でした。エクアドル・ロハという産地の可能性、シドラという品種の個性、そして丁寧な発酵技術。そのすべてに納得できたからこそ、WOODBERRY COFFEEのプレミアムラインナップとしてご紹介したいと考えたロットなのです。(バイヤー 佐藤)
【生産国】エクアドル
【地域】ロハ
【農園】エル・アリサル農園
【生産者】レオニダス・ハラミージョ
【標高】2,000m
【品種】シドラ
【プロセス】ファーメンテッド ウォッシュド
【焙煎度】浅煎り
Country:Ecuador
Region:Loja
Farm:El Alisal
Producer:Leonidas Jaramillo
Altitude:2,000m
Varietals:Sidra
Process:Fermented Washed
Roast Level:Light Roast
コーヒーの保存方法について >>
コーヒー豆は、チャック付バッグに入れてお届けいたします。
背面にはコーヒー豆の焙煎日が記載されています。
<美味しく飲む目安>
ハンドドリップ:焙煎から2〜3週間くらいが豆の持つ風味がバランスよく感じられます。
エスプレッソ:焙煎から3週間前後くらいが甘さを感じやすく、ミルクとの相性もよく感じられます。
焙煎後2ヶ月くらいまでを目安にお召し上がりください。
<長期保存について>
飲みきれない場合は密閉容器で冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存の場合は、半年ほどの期間を目安にお召し上がりください。
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