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エチオピア アナソラ

セール価格$10.00
サイズ:
挽き目:

味わいの特徴

黄桃やアプリコットを思わせるふくよかな果実感のなかに、ブルーベリーのような甘いフレーバーをお楽しみいただけます。また、チョコレートのような滑らかな口当たりが印象的なコーヒーです。

気分をリフレッシュさせたい午後の一杯に、友人とのおしゃべりタイムの一杯に、おすすめしたいコーヒーです。


感じられるフレーバー


骨太な酸味と力強いフレーバーのエチオピアコーヒー

アナソラウォッシングステーションは、トラコントレーディングというエチオピアの輸出会社が所有しているウォッシングステーションのひとつで、品質の向上、認証の取得などを掲げ、持続的で高品質なコーヒー生産を目指しています。
5.2Haの敷地に12基の発酵槽、280台ものアフリカンベッドを有していて、とても大きなウォッシングステーションです。
そこで、グレード1の規格を達成する高品質なコーヒーの生産を掲げていて、ナチュラルプロセスでは運び込まれたチェリーに選別が行われ、熟度の良いチェリーのみに分けられます。
その後、テーブル番号が振られたアフリカンベッドに薄く広げられ攪拌、選別を繰り返しながら、しっかりと管理され約3週間で適切な水分値に仕上げられます。


テロワールとプロセスが合致しているグジのナチュラル

このグジ地域のテロワールの特徴として、他のエチオピアのエリアと比べるとフレーバーはやや控えめな印象がありながら、骨太でジューシーな酸味が挙げられます。
この特徴のおかげで、酸の印象がぼやけやすいナチュラルプロセスにおいても、酸の印象がクリアに、カップには明確で明るい味わいをもたらしてくれており、とてもポジティブにはたらいていると考えています。
このテロワールとプロセスの合致により、レッドワインやブルーベリーを思わせる赤い果実の印象や、黄桃やアプリコットといった甘い果実のフレーバーが感じやすく仕上がっています。


謎が多いエチオピアのコーヒー品種

エチオピアのコーヒーの品種は在来種やエアルーム、ローカルランドレース(土着種)といったように表記されることが多いと思います。
これらはある品種の名前というわけではなく、クルメやデガ、ウォリショ等々といった古くから栽培、ないしは自生している品種の総称になります。
グジは人が開拓したガーデン・コーヒーとして発展した土地なので、品種も人為的に植えられていると考えますが、基本的にこれらの品種が混在していると考えられます。
グジのすぐ北にイルガチェフェがありますが、フレーバーのキャラクターが異なっているのが印象で、この差はテロワールの差より、品種によるところが大きいと考えます。

今回、紹介するアナソラはグジの北部に位置していて、グジの中でもイルガチェフェに近い地域です。
このエリアの品種について調べていくとベデッサという品種にいきつきました。 グジゾーンで最も一般的に育てられている品種で、グジの西部にゴロ・ベデッサという地名もあり、そこから品種名をとったのかなと考えられています。この品種はイルガチェフェではあまり聞かない品種です。
グジの特徴的な酸味の骨太さ、ジューシーさはこの品種からくるものなのかなとも考え、その確認のためにも、いつかローカルランドレース品種毎のカッピングをしてみたいなと思いました。

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