ボリビア ロス・ロドリゲス農園 ゲイシャ
味わいの特徴
ラズベリーやネーブルオレンジを思わせる果実感と、ハチミツのような優しい甘さをお楽しみいただけます。また、メロンやブドウのような芳醇な余韻が感じられ、上品な味わいに仕上がっています。
明るい酸味と甘さを楽しめるこちらのコーヒーは、リフレッシュしたい仕事の合間のブレイクタイムや、ご友人とのカフェタイムを華やかに彩ります。
感じられるフレーバー
土地の特性に適したゲイシャ品種から生まれる華やかで甘さのあるコーヒー
ロス・ロドリゲス農園は、彼らが持っている実験農場にて、ボリビアの土地の特性と標高、熱帯微気候に適していることが証明された品種を植えています。今回リリースされたゲイシャ種も証明された品種のひとつです。
ボリビアとゲイシャ種の組み合わせで特徴的なのはスパイシーノートが出やすい点です。ゲイシャ種特有の華やかさにスパイシーノートが加わることで明るいカラントのような印象に変わります。また、適切な土地、微気候で育てられることで有機酸がふんだんに蓄えられたチェリーにナチュラルプロセスを行うことで、乳酸発酵が進み、酸はまろやかになり、バターのような印象も感じられ複雑な印象が生まれています。
こうしてできあがったロスロドリゲス農園のゲイシャ種は、チョコレートを思わせる甘い印象とパイナップルやレッドカラントのようなフルーティーなフレーバーとバターのようなまろやかな口当たりをお楽しみいただけます。
クリーンな味わいとともに、冷めるにしたがって味わいを変える複雑なフレーバー
農園主のペドロ・パブロさんは次のように語ってくれました。
「コーヒーのクオリティにおいて、私たちが最も大切にしているのはクリーンカップです。近年、様々な精製方法や発酵が流行っていますが、私たちはクリーンカップのウォッシュドを最も大切にしています。ナチュラルはオーダーが入らない限り作りません。カラナビの気候がナチュラルに向いていないこともありますが、ナチュラルの精製が上手くいかなかったら破棄せざるを得ないことも理由の一つです。 アグリカフェのブランドを維持するために、失敗したものを他に売ることはしません。同じものを丁寧に作ることを大切にしています。」
※カラナビ: 農園のある地区の名前
※アグリカフェ: ボリビアを代表するコーヒー輸出業者。創業者はペドロ・パブロさんの父のペドロ・ロドリゲス氏
今回ご紹介するコーヒーはナチュラルプロセスのコーヒーですが、逆を返せばパブロさんはこのコーヒーのクオリティに自信を持っていることが伺えます。また、ロスロドリゲス農園のコーヒーは冷めるにしたがって味わいを変える、とても複雑な味わいを持ったコーヒーです。
ボリビアのコーヒー生産量の減少を抑えるべく立ち上げたコーヒープロジェクト
「フィンカス・ロス・ロドリゲス」プロジェクトは最高品質のコーヒー農園を作ることを目標としています。品質、トレーサビリティ、持続可能性はもちろんのこと、投資やイノベーションも大切にしている農園です。投資やイノベーションによって、より良いコーヒーを生産し、ボリビアのコーヒー文化を高めることを目指しています。
またこのプロジェクトで得た知識を活用し、農場の質を向上させるために必要なトレーニングとスキルをプロデューサーのための学校として設計し、保育園、植え付け、収穫、害虫予防、剪定、財務管理など、コーヒー栽培のあらゆるステップの知識を提供しています。
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