ローストロガー「Artisan」を導入しました


ローストロガーとは?

焙煎をする際、1分ごとに温度をメモしたり、ガス圧調整の度に時間を記録したりなど、様々な方法でデータを記録しています。

手書きで書くメリットもあるのですが、紙の量が膨大になってしまったり、過去のデータを参照するのが難しかったりと様々な問題もあります。

出典:http://www.frontageroads.com/tag/home-roasted-coffee/

そこで、ウッドベリーコーヒーロースターズは”ローストロガー”を導入しました。

ローストロガーとは、焙煎の時間や温度など、様々なデータをリアルタイムで記録してくれるソフトです。

パソコンと焙煎機の温度計を繋げることで、自動的に記録してくれます。

記録したログはデータとして残るため、過去データの参照も簡単にでき、紙がかさばることもありません。

 


ローストロガー「Artisan」

ウッドベリーコーヒーが導入したローストロガーは「Artisan」というもの。

このローストロガーは、なんと無料で配布されているフリーソフトです。

オープンプラットフォームで作成されており、日本語にも対応。

https://artisan-roasterscope.blogspot.com/

ヨーロッパの焙煎大会で公式スポンサーを務めたりと、世界中にユーザーがいます。

実際のログデータです。

焙煎中はこのグラフがリアルタイムで描かれていき、何分後に1ハゼが来るとか、どのくらいのペースで温度が上昇しているかを教えてくれます。

この辺りのデータをリアルタイムで計算するのは面倒ですが、パソコンに毎秒で表示されるので、とてもスムーズに焙煎ができます。

細かい数字や線については後ほど別の記事で解説したいと思います。

 


焙煎のアプローチに影響が!?

このローストロガーを導入してから、焙煎に対する考え方や、アプローチが少し変わりました。

今までなんとなく感覚でやっていたことに対し、時間や数字の根拠がつくことで、より理解が深まりました。

また、データが細かく残ることで、フィードバックがしやすく、焙煎人同士の意思相通も図りやすくなりました。

他にも、このソフトに表示される、焙煎段階毎の平均上昇率や、割合など、今まで目にしなかった情報も加わり、新たなアプローチが生まれることもありました。

 

フリーソフトとは思えない「Artisan」。ウッドベリーコーヒーの焙煎にも大きく影響を与えています。

次回は「Artisan」導入編をご紹介したいと思います。