導入に必要なもの?
前回紹介した、ローストロガー「Artisan」。
今回はどのように導入したかをご紹介します。
「Artisan」を導入するには、焙煎機の温度計とパソコンを繋げる必要があります。
そのために必要なのが「Phidgets 1048」です。
他にもいくつか対応デバイスがありますが、ウッドベリーではこのタイプを使用しています。
温度計とパソコンを繋げる
温度計とパソコンを繋げるには、今表示されている温度表示計を分解する必要があります。
温度表示計を分解し、温度計からでている端子とPhidgets 1048と繋ぎます。
あとはUSBケーブルでPhidgets 1048とパソコンを繋ぐだけで接続は完了です。
温度表示計は使えなくなりますが、温度はパソコンに表示されるようになります。
※作業は自己責任で行なってください。当記事は一切の責任を負いかねます。
「Artisan」をセットアップ
あとは「Artisan」のセットアップをするだけで使えるようになります。
「Artisan」のダウンロードはこちらから
パソコンにインストールし、起動します。
構成>デバイスを選択し、Phidgets 1048を選択するだけで、パソコン上に温度が表示されるようになります。
リアルタイムでグラフを描いてくれるだけでなく、アラームの設定や、焙煎ログにカッピングコメントを紐付けすることもできます。
「Artisan」はプロバットやギーセンなど焙煎機によってはオフィシャルで対応しており、LANケーブルやUSBケーブル1本で接続することも可能です。
その他の焙煎機はPhidgets 1048のようなデバイスが必要になりますが、接続自体はとても簡単でした。
ローストロガーの導入を希望されている方は検討してみては如何でしょうか?
次回はグラフの役割などをご紹介します。