
MUSASHI KIHARA
代表取締役CEO 木原 武蔵
1990年 東京都世田谷区深沢に生まれる
1990年- 両親の営む花屋でおみせばん係
2006年 都立青山高校入学
2009年 Arkansas State University 入学
2012年 WOODBERRY COFFEE 起業
なぜウッドベリーを始めたのか?
ウッドベリーコーヒーは、私が当時21歳の時にスタートしたコーヒーショップです。なぜそんな若さで独立したのか、事情を説明させてください。私にはどうしても海外の大学で学んで、就きたい職業があったので、両親には無理を言って、高校卒業後、アメリカの大学に留学させてもらい勉強をしていました。しかし、3年生の時に父親の病気が発覚。若年性の癌で進行がとても早く、発覚後、約1年弱で他界してしまいました。私は看病の為アメリカから一時帰国していましたが、そのまま日本に残ることにしました。
そのとき自分の本来の夢はその時に諦めなければなりませんでした。ですが、自分に出来ること、自分のやりたいこと、ローカルで求められているであろうこと、全てを満たすものはコーヒー屋さんを作ることしかない!と、思い切って決断して飛び込んだのがこのスペシャルティコーヒーの世界です。そこから様々なセミナーや勉強会を回り、抽出技術を学び、独立しました。
0→1で自分達で考え作りだす楽しさ
店舗の内装工事、豆袋のデザイン作業、ホームページ制作のためのプログラミング、ほぼ全てをDIYでやってきました。最近は規模も大きくなってきたのでプロに外注することも増えてきましたが、創業当初はほぼ全てを自分達でやっていました。0から全てを作り出す作業です。
どうやったらいいお店になるか、お客さまや生産者の方々へ「価値を還元」できるのか、常に思考を続けています。現状維持は衰退と同じだという考えのもとチャレンジをしています。0→1で自分達で考えること、それを世の中から評価していただくことはとても大変で辛いことも多いです。しかし目標を達成したとき、多くのお客様にとても大きなやりがい、楽しさもあります。
プロフェッショナルを目指すカルチャー
コーヒー屋さんにも様々なカルチャーがあると思います。わたしたちが目指すのはプロフェッショナルなお店です。分かりやすい例でいうと、ミシュランの星付き店のような、活気とホスピタリティに溢れ、驚きの体験と感動があって、つい友達に紹介したくなるようなお店です。
草野球的なチーム文化なのか、プロ野球的なチーム文化なのか、わたしたちは、どちらかというとプロ野球のようなチーム文化を目指しています。会社は学校ではなく、お客様は友達ではありません。生産者から豆を買わせてもらい、お客様にそれを届け、対価としてお金をいただく。1杯500円ですが、それでわたしたちの職業が成り立っていること、お金をいただいていることへの感謝、プロとして努力を怠らないことを心がけています。
一緒に挑戦できる仲間を待っています
わたしたちの大事にしている価値観のひとつが「挑戦する」ことです。ウッドベリーは立ち上がったばかりの小さい会社で、まだまだクオリティやサービス、チームワークや組織としても、未熟で未完成な部分が多くあります。ぜひ、あなたの力を貸してください。一緒に情熱をシェアしましょう。ひとつずつ課題に挑戦し、みんなで考えて解決する、そしてvisionである「より良い世界」を作っていきたいと考えています。